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自毛植毛治療の流れについて


カウンセリング
デザインの決定
ドナー採取
株分け
植毛
術後の経過観察

カウンセリング


カウンセリングが治療の第一歩です。ここではいつから薄毛に気づいたか(薄毛の原因),どのような 治療を受けたか(治療歴)、家族の中に薄毛の人はいないか(家族歴)、などを問診して薄毛の程度(ハミ ルトン分類等)を診断します。
ここで植毛治療の適応か、内科的治療の適応かを判断します。自毛植毛治療 を行う場合は、具体的な薄毛治療の内容について説明をおこないます。
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デザインの決定(移植部位)


色々な角度から髪の毛に関する画像を撮り、(50倍画像も含む)実際の薄毛の状態を理解していただき ます。次に希望のヘアースタイルについてそれが可能か否か、又可能であればそのヘアースタイルの為 に必要な髪の毛の株数(本数)を計算します。このときDrシャピローの提唱する頭皮のエリアごとに 密度と株数(本数)を算出して、術後の姿のイメージを行いやすくします。
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ドナー採取(移植毛採取)


移植に必要な株数(本数)を決めた後、後頭部の移植に使う髪の密度を測定します。 実際には、1平方センチメートルあたりの密度を3から5箇所測りその平均値を出します。

次に頭皮の硬さを確認して逆三日月形のデザインを行い、メスを使用して切開をします。
この工程において拡大鏡を使用し、頭皮に対する髪の角度に合わせて、毛根を傷つけないよう細心 の注意を払って行います。髪の生え方はバラバラで平行には決して生えていませんので、 マルチブレードナイフでは毛根を傷つけてしまいます。 移植に使える後頭部の髪にも限界がありますので(日本人では、6,000株、 1万本前後)、十分注意してください。

局所麻酔に関しても、我々オリジナルの方法で行いますので、痛みと出血はあったとしても極軽度です。

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株分け


髪の毛は、毛穴単位で生えていますが、毛穴から1本の髪、 2本の髪、3本の髪と色々です。 それは一つ子、双子、三つ子みたいなもので、その毛穴単位のことを株といいます。髪は株ごとに移植するのが最も 自然で生着も良いとされています。
ところが髪は様々な向 きや深さで生えていますし、成長期の太く丈夫な髪もあれ ば、成長期初期や移行期のとても細く肉眼では見えないよ うな髪もあります。これをいかにロスなく均一に毛根を傷つけることなく、 株ごとにわけていくかということは、大変重要でかつ困難なことです。

我々はこの工程において、モニター付顕微鏡6台とマンティス実像拡大鏡5台を駆使して、正確な移植用 の株を作り出します。(肉眼ではどんなに器用なスタッフでも2割近くのロスが出ると言われています。) 株分けに大切なのは、スピードではなく、いかに正確にロスなく行うかだと思います。スピードは株分け スタッフの数を増やせば解決しますが、ロスしてしまった髪は2度と取り返せません。

この工程を早く済ますために特殊な器機を使用する方法もありますが、株の多大なロスを引き起こして しまいますので、施術する側が楽になる以外のメリットはないと考えられてますし、国際的にも同様の 見解がなされています。ご希望の患者さんにはクリニックにて実際にこの工程の違いを比較してお見せ しています。

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植毛


手術は技術とセンスと経験といわれますが、植毛にはそれ に加えて忍耐と情熱が必要です。
一度の施術で平均1000株(1800本)以上を既存の髪の流れに沿って、場所によっては1平方センチあたりに、28株 前後を移植するのです。当然その場所に元々の髪が残っている場合は、それを傷つけないように密度を上げていくこ とが必要となり、拡大鏡の使用は必須となります。

当院では術前に、1平方センチのマスを患者さんの移植部位にデザインして、可能な限り正確に密度を達成するようにしています。 また、髪が生える角度は生え際から頭頂部にかけては15度前後、頭頂部から後頭部は30度、側頭部は10度以下というように部位別に細かな法則があります。

これを無視するとせっかく生着しても不自然な 髪型になります。このように植毛手術は医師、看護士、株分けスタッフ全員によるチームワークの集大 成です。どのポジションが欠けても十分な結果は望めないのです。
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術後の経過観察


術後の経過観察は植毛手術において最も大切なことの一つです。何故なら他のオペのように、結果が すぐ出るものではなく、術後3ヶ月程度の期間は移植毛の脱落が続きますし、結果を得る為には最短でも 8ヶ月、通常は12ヶ月を必要とするためです。

そこで、実際に定期的に画像を撮り、経過を追うことで客観的な評価が可能となりますし、患者さん ごとのデータとなります。
又,私自身も3度の植毛を受けており、移植毛が脱落することは知識として充分あるのですが、その時期は やはり毎回不安になりました。患者様であれば尚更と考えます。しかし、定期的な来院により、色々な 不安や精神的な負担も軽減できると考えています。

又、もし期待通りの結果が得られない場合でも、データを集める事によって信頼関係を築けていれば、 出来る限りの対応が可能だと思います。この定期的な経過観察(遠方の方は電話と画像にて)をしていた だくことで、術後の保障もさせていただきますのでお互いにとっても有益なものとなります。

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