自毛植毛はどこの植毛クリニックでも同じなのかというご質問を良く受けます。その答えは「ノー」です。 自毛植毛は、最新の知識、経験、技術、センスに加え長時間の緻密な作業を黙々とこなす忍耐力が必要だからです。 それを踏まえてナガイクリニックの特徴を説明しますと、まずカウンセリングで十分に話し合い自毛植毛手術の適応を決めます。 ここで患者さんの希望が植毛で達成可能な髪型でない場合は、その理由を十分に説明し、お互いの意見の すり合わせを行います。(場合によっては、プロペシアなどの薬剤や内科的治療の方に適応がある場合は まずはそちらを勧める場合もあります。)その際に自毛植毛が必要な部位の面積とドナー部位の密度を 特殊ルーペで計測して、自毛の移植の適応な本数(株数)を決定します。
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次にドナー採取に関してですが、現在の主流である逆三日月形のデザイン を行い、毛根を傷つけないように、頭皮に髪の毛が生える角度に合わせて切開を行います。その後縫合部位 の血液の流れを絶やさないように当院独自の縫合を行います。次に均一な移植網を作成する株分けですが、 熟練のスタッフが、モニター付拡大鏡にてのシルバリング(帯状切除)とマンティス実像顕微鏡にてFu(株)の作成といった先端機器を使い分けて極力ロスのない株分けを行います。
自毛植毛部位のデザインはDrシャピローの提唱するデザインを基準に1平方センチメートルのマス目を作成 します。次に「局所麻酔」をナガイクリニック独自のブレンドを行い頭皮に注射することで、痛みに加え、出血を大幅に軽減します。 次に0.8から1.0ミリのマイクロスリット(新しい毛穴)を作成しますが、マス目ごとに22から30個のマイクロスリットを入れることで、均等な密度を保てます。 スリット作成には、シャープポイントブレードやカッティングエッジブレードを使用し、まつ毛やまゆ毛など微妙な角度や向きが必要な場合はチョイ式ニードルを使用します。 また頭皮でも極端に髪の毛が寝て生えている場合もニードル併用の良い適応となります。 これらの機器を駆使してFu(株)を希望に添えるように移植していきます。
手術後の経過にもナガイクリニックならではの特徴として、術後のかさぶたがほとんど残らないというのがあります。 新しく作ったスリットとFu株の大きさを均一にすることではじめて可能になりました。このこと自体は自毛植毛手術の優位性には関係ないかもしれませんが、 患者さんの日常生活における負担を大幅に軽減したという点では非常に大切なことと考えています。 |